カンボジアのボランティア活動に参加をしてみたいと思っていませんか?
その想いがある方におすすめするのが、学校へ行くボランティアです!
なぜ学校?と思った方もいるのではないでしょうか。それは、現地の子どもたちと直接的に関わることができ、さらに学校の環境を豊かにする手助けをすることができるからです。
この記事では、実際に私が行った小学校の様子を紹介します!
自分にとっても良い経験になること間違いなしです!ぜひ、学校ボランティアに参加をしてみてください!
校内の様子
校舎
建物だけを見ると、アパートのような造りで学校には見えなかったです。私たちがイメージをする学校の雰囲気とは全然違います。
床はタイルが敷き詰められていましたが、一部が取れてしまっている教室もあり、怪我をする危険があると感じました。
別の学校にはなかった図書室がこの学校にはあり、子どもたちが座って読書できるように椅子も設置してありました。
この学校も掲示物が充実していて、特に図書館にあった子ども参加型の掲示が印象的でしたね。
図書室に置いてあった疾病に関する本を見せてもらいましたが、写真がとてもリアルで日本の小学校・中学校には置いていないような内容で驚きました。
運動場
砂場のようになっているところもあれば、固い地面になっているところもありました。砂と一緒に石、枝や葉っぱが落ちているので、活動する時はまずそれらを拾い、怪我をしないように注意をしました。
所々に大きな木とベンチが設置されていたため、日陰ができる場所があり暑さから逃れられる良い環境だと思いました。
トイレ
トイレは三箇所ありましたが、一箇所はトイレの前に瓦礫が散乱しており利用されていないようでした。
トイレはシャワー付きトイレではなくぼっとんトイレに似ており、水が入っているところがあるので、その水を手おけですくい洗い流すようになっています。
この学校には男性用の小便器も設置されていました。
ゴミ
学校に行き一番最初に目に入ったのが、いつから置いてあるのかわからないたくさんのゴミです。分別もされておらず、近づくときつい臭いがします。
露店で買って出たゴミがしばらくの間放置されている様子でした。
ゴミをどのように処理しているのか気になりましたが、知ることはできなかったです。
子どもの様子
この日は特別に指定された服を着てきたのか、学校の制服なのかみんな同じ色の服を着ていました。
ユニフォームのような服には、サッカーのチーム名がプリントされていたり、日本の会社名がプリントされています。
みんな活動にとても積極的で、私たちのカタコトのクメール語を一生懸命理解しようとしてくれる姿がとても嬉しかったですね。
学校の風景の写真を撮っていると、遠くの方でこちらに向かってピースサインをしていた女の子たちに呼ばれて、「私たちを撮って!」とジェスチャーをしてきました。子どもたちの動作を勝手に解釈しているので、本当に呼ばれたのか、撮って!と思っていたのかわからないですが携帯を向けると素敵な笑顔を見せてくれました。
大したことではないかもしれないですが、私にとってはクメール語を話せなくても、ジェスチャーや表情でどうにかなると思った出来事で、思い出に残っています!
学校ボランティアに参加したことで、子どもたちとの関わりの中で新しい発見をすることもでき、さらに学校の環境の違いを肌で感じることができました!
みなさんもぜひ現地に足を運び、写真を見るだけでは感じることができない経験をしてきてくださいね。