【カンボジアの学校】校舎が立て直されて綺麗!田舎の中学校の様子を紹介

カンボジア中学生が自転車で登校

学校ボランティアに行く予定がある方や興味を持っている方は、学校の様子が気になっているのではないでしょうか。
そこでこの記事では、実際に私が行った中学校を紹介します!

ボランティアの内容にもよりますが、「学校と子どもたちの生活を少しでも豊かにしたい!」という思いで渡航するのであれば、今の現状を知ることで自分たちに何ができるのか考えるきっかけになるのではないかと思います!

自分にとって良い経験を、現地の方の力になれるような活動をしてきて下さいね!

目次

校舎が立て直されて綺麗!

中学校の運動場
中学校の教室
中学校のトイレ

この中学校では、校舎が立て直されて2階建てになったそうで、壁が白くとても綺麗でした。広い敷地内には、中学校だけでなく幼稚園と小学校がありましたが、立て直されたのは中学校だけで、幼稚園と小学校は1階建てで古い感じがしました。

教室の中は、掲示物がなくシンプルで先生と子どもたちが使う椅子と机が置いてあるだけでした。一人一人に机と椅子があるのではなく、長机と長椅子で2人が座れるようになっていました。

校舎には、教室が1階と2階に、洋式トイレが校舎の右側と左側にそれぞれ一箇所ずつ設置されていました。田舎のホテルのようなシャワー付きではなく、水が入っている容器が置いてあり、その水を手おけですくい洗い流すようになっています。

運動場は所々ボコボコしていて危険

地面がボコボコしている運動場

運動場は、場所をとるスポーツでも気にせずできるほどの広さがありました。しかし、整備はされていなかったので、大きめの石が落ちていたり地面がボコボコしているところがありました。
転んだら擦り傷だけでは済まず大怪我になりそうですが、裸足で走っている子どももいましたね。

休み時間になると、運動場にバレーボールネットが設置してあるので、バレーボールをしたり、キャッチボールをする姿が見られました。

中学校の敷地内にある露店
中学校の露店で売られている食べ物


運動場の隅には露店がありました。日本でいう購買だと思いますが、私自身中学校までは学校に購買があるところで過ごしていなかったので、驚きました。

子どもたちが好きそうなコーラ、パンやお菓子だけでなく、ソーセージ、ベーコン炒めやシジミのような貝も売っていました。
この学校では一日授業があるのではなく、午前と午後で分かれているそうなので、お昼ご飯を露店で買う子がいるのかもしれません。

ゴミが散らかっている

タイヤの素材と似ている学校のゴミ箱

素材がタイヤと似ているゴミ箱が所々に設置してありました。綺麗に使用しているところもあれば、ゴミが散乱しているところもあり、近くを歩くと食べ物のゴミの臭いでキツかったです。

子どもたちとの関わりで気づいたこと

学校には、徒歩の子もいれば自転車で来ている子もいました。
また、靴を履いている子もいればサンダルや裸足で過ごしている子もいます。

子どもたちの様子で一番気になったのは、です。とても綺麗な子もいれば、黒く歯が溶けてしまっている子もいました。最近になって歯ブラシが支援物資として届き、使う子が増えてきていると聞きましたが、歯磨きの大切さを教えてもらえる機会があるのか疑問に思いました。

子どもたちは言語が違うにも関わらず、近づいてきて必死に何かを伝えようとしてくれます。
フレンドリーな子ばかりなので、子どもたちとの関わり方に悩むことなく活動に参加できると思います。

子どもたちと接する時に、クメール語をどこかにメモしておいたり、覚えておくとコミュニケーションがとれて楽しいと思いますよ。
はじめましての「スォス ダィ」と私の名前は◯◯ですの「クニョム チュモ ◯◯」だけでも使えるといいですね!

私たちの生活とかけ離れているように感じていたので、TikTokを踊ったり、携帯の内カメラを使って写真を撮っている姿には驚きました。
こんな風にカンボジアの子どもたちの流行りを知れるのも楽しいと思います!





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