旅行へ行ったら、その国の郷土料理を食べてみたいと思いませんか。
ただ観光地に訪れるだけでなく、現地で食べられている料理を食べて、その国を知ることで、旅行がもっと楽しくなるのではないでしょうか。
この記事では、1週間のオーストリア・ドイツ旅で食べた郷土料理とお店を紹介します!
紹介している以外にも郷土料理はたくさんあります!気になった物があれば、現地で食べてみてくださいね。
オーストリア
【ハルシュタット】シュニッツェル
オーストリア定番の郷土料理、シュニッツェルです。薄く切った豚肉や鶏肉をハンマーで叩いて薄くし、日本のトンカツのように揚げられた食べ物です。料理には、フライドポテト、ジャガイモ、サラダやレモンスライスが添えられています。
見た目が日本のトンカツに比べて大きいですが、サクッと揚げられていて油っぽくないので、とても食べやすいです!
私は、ハルシュタットの「Seecafe Hallstatt」というお店でシュニッツェルを食べました!
このお店では、シュニッツェルにジャガイモ、レモンスライスとサラダが添えられていました。シュニッツェルはもちろんのこと、添えられていたサラダがとても美味しかったです!数種類の野菜が細かく切られ、ドレッシングで味付けがされていました。
【ザルツブルグ】プレッツェル
オーストリアでもドイツでも食べる物に困ったら、プレッツェル!屋台でも売られていて、簡単にご飯を済ませたい時に手軽に買うことができるのでいいですよ!
定番は塩がまぶされているプリッツェルですが、お店によってはチョコプリッツェル、アップルプリッツェル、ドーナツプリッツェルやナッツプリッツェルなど様々な種類の物が売られているので、好きな味を見つけてみるのも楽しみの一つになるのではないでしょうか。
【ザルツブルグ】フリターテンズッペ/ヴルスト
フリターテンズッペは代表的なオーストリアのスープです。
スープの具材はクレープです!クレープというとフルーツや生クリームが巻かれたデザートをイメージすると思いますが、それとは少し違って、短冊状に切られたクレープがスープに入っています!
クレープがたくさん入っているので、これだけでもお腹が満たされますよ〜。
ヴルストとは、オーストリアだけでなくドイツでも人気の焼きソーセージです。
レストランや軽食屋のメニューにソーセージがあるので、どこでも食べることができます!
私は、ザルツブルグの「Bärenwirt」というお店でフリターテンズッペとヴルストを食べました!
ソーセージが想像よりも大きく、厚みがあったのでナイフで切って食べました。フライパンを敷き詰めるようにカットして味付けされたジャガイモが添えられています。写真の奥に写っているのは、ザワークラウトと呼ばれるキャベツの漬物で、少し酸っぱいです。ヴルストを注文したら一緒に出てきました!
ドイツ
【ミュンヘン】シュバイネブラーテン/黒ビール
シュバイネブラーテンはバイエルン地方を代表とする肉料理の一つです。塊肉を野菜とビールでじっくりと煮込んで作られています。とろみのあるソースと一緒に食べると美味しいです!
私はミュンヘンの「Ayinger am Platzl」でシュバイネブラーテンを食べて、黒ビールを飲んでみました!
シュバイネブラーテンの付け合わせで、クヌーデルとレバークネーデルが出てきました。クヌーデルはジャガイモの団子で、モチモチ感がとても良い!ソースにつけて食べるとさらに美味しいです!
レバークネーデルはレバーを含んだ団子です。レバーは食べられますが、このレバークネーデルは口に合わなかったです…。レバークネーデル・ズッペと呼ばれるスープ料理もあります。
ドイツと言えばビールということで、黒ビールを飲んでみました!後味がすっきりしていて飲みやすかったですが、普段ビールを飲まないので、さすがに全部は飲めなかったです…(笑)
私みたいに普段ビールを飲まない方でも、本場の味を試してみるのもいいのではないでしょうか。もしかしたらハマってしまうかも?
【ミュンヘン】ヴァイスヴルスト
ミュンヘン名物の仔牛肉にレモンやハーブで味付けされたソーセージです。
ヴァイス=白い、ヴルスト=ソーセージで「白いソーセージ」という意味です。ヴァイスヴルストが冷めないように、茹で汁とともに提供されます。
伝統的なヴァイスヴルストの食べ方は、ソーセージの両端を切って、皮から中身を吸い出す方法です。一般的な食べ方は、ナイフで縦半分に切れ目を入れて転がし、皮を取る方法です。
一般的な方法でやってみましたが、意外と難しく、転がしても綺麗に皮を取れず苦戦しました…。
私は、ミュンヘンの「Hofbräuhaus」でヴァイスヴルストを食べて、有名なビアホールということでビールを飲んでみました!
「Hofbrauhaus」の店内はバンドの生演奏も行われておりとても賑やかです。ウエイターを待っていても誰も席に案内をしてくれないので、自分で見つけて座りましょう。しかし、どの席も人がたくさんであたふたしてしまうと思います。実際に私もそうでしたが、幸いにも陽気なおじさんが声をかけてくれたので座ることができました。相席は当たり前なので、空いてそうな所を見つけて声をかけたり、座ってみましょう!
ビールが好きな方は、ホフブロイ オリジナルを1リットルのジョッキで飲んでみてください。(ハーフサイズもあります)
【ローテンブルク】シュネーバル
ローテンブルクの名物お菓子シュネーバルは雪の玉とも言われています。
普通サイズもあれば、小さいシュネーバルもあり、さらに種類もたくさんなので選ぶのに迷います。
生地を油で揚げ、コーティングされています。油で揚げてありますが、脂っこさはなくサクサクしていて、食べやすいです!
日持ちするため、お土産にもおすすめですよ!
私はローテンブルクの「Bäckerei Striffler」でシュネーバルを買って食べました!
有名な写真スポットのプレーンラインから歩いてすぐのところにあるので、わかりやすいです。
【フランクフルト】フランクフルター・グリューネゾーセ
7種のハーブで作られたグリーンソースです。ゆで卵と茹でたジャガイモを添えるのが定番。
これは、好き嫌いが分かれる味だと思います。食感も変わっていて、日本では馴染みのない感じですね。
でも食べ進めると慣れてくるのか、「美味しいかも?」に変わりました(笑)
ゆで卵と茹でたジャガイモと一緒に食べると良いかもしれません!
私はフランクフルトの「Leib&Seele」でフランクフルターグリューネゾーセを食べました!
ここのお店では、茹でたジャガイモが別のお皿に盛り付けられて出されました。
【フランクフルト】アップルワイン
リンゴがよく消費されるドイツ。フランクフルトとその周辺はアップルワインの産地として知られているそうです。
ひし形模様が特徴的なゲリプテスという専用のグラスに注がれて提供されます。
私はフランクフルトの「Gaststätte Atschel」でアップルワインを飲みました!
よく分からなかったので、ストレートで注文をしました。ワインよりもアルコール度数が低いそうですが、一口飲んだだけで、炭酸で割ればよかったと後悔しました。味はすっきりとしています。